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大学院ゼミ
開催時間:金曜日2限(10時30分〜12時)
大学院室田ゼミでは「コミュニティ」や「実践する」ということをテーマに、コミュニティ・オーガナイジングの研究を軸に、社会福祉学や教育学、社会学、政治学などの近接領域の研究に関する文献をもとにディスカッションします。
ゼミでこれまでに取り扱った図書や文献:
三島亜紀子(2017)『社会福祉学は「社会」をどう捉えてきたのか−ソーシャルワークのグローバル定義における専門職像』勁草書房.
Malin, N. (2020) De-Professionalism and Austerity: Challenges for the Public Sector, Polity Press.
広井良典(2019)『人口減少社会のデザイン』東洋経済新報社.
大谷尚(2019)『質的研究の考え方--研究方法論からSCATによる分析まで』名古屋大学出版会.
サトウタツヤ(2019)『質的研究法マッピング--特徴をつかみ、活用するために』新曜社.
佐藤郁哉(2006)『定性データ分析入門--QDAソフトウェア・マニュアル』新曜社.
Weil, M. (1996) “Model Development in Community Practice: An Historical Perspective” Journal of Community Practice, 3(3/4), 5-67.
Arnstein, S. R. (1969) “A Ladder of Citizen Participation” Journal of the American Planning Association, 35(4), 216-224.
Han, H. (2014) How Organizations Develop Activists, Oxford Press.
London, J.D. (2018) Welfare and Inequality in Marketizing East Asia, Palgrave.
岩田正美(2016)『社会福祉のトポス-社会福祉の新たな解釈を求めて』有斐閣.
佐藤郁哉(2015)『社会調査の考え方(上)(下)』東京大学出版会.
浮ヶ谷幸代編(2014)『苦悩することの希望−専門家のサファリングの人類学』協同医書.
デランティ,G.(=2006)『コミュニティ−グローバル化と社会理論の変容』NTT出版.
バンクス,S.(=2016)『ソーシャルワークの倫理と価値』法律文化社.
フレイレ,P.(=2011)『被抑圧者の教育学』亜紀書房.
大賀祐樹(2015)『希望の思想−プラグマティズム入門』筑摩選書.
三島亜紀子(2007)『社会福祉学の〈科学〉性−ソーシャルワーカーは専門職か?』勁草書房.
宮内洋・好井裕明編著(2010)『〈当事者〉をめぐる社会学』北大路書房.
指導した修士論文:
(2015年度)
保坂ゆり恵「多職種デスカンファレンスにおけるリフレクティング・プロセスの実践研究−参加者の「省察性」に着目して−」
学部ゼミ
学部のゼミ(特論演習)は開講していません。
卒業論文の指導は、希望者に対してグループ指導及び個別指導を行います。
指導した卒業論文:
(2018年度)
杉山奈菜江「働く女性像の変化」
丹羽杏輔「住まいの貧困とソーシャルアクション」
根岸雅崇「日本におけるコミュニティバスのあり方」
佐藤秀「父子家庭支援における子ども食堂の意義」
西岡菜実「「こうのとりのゆりかご」の学問領域による考察」
坂本陵介「地区社会福祉協議会における評価についての考察」
(2017年度)
今野優紀「東京都中央区におけるマンション開発と保育ニーズの現状」
小森香奈「在宅療養支援診療所におけるソーシャルワークの意義と課題」
梶田紗貴「防犯灯の社会学」
村本拓夢「災害時における災害ボランティアに求められる心のケアの在り方」
遠藤美葵「若者の児童虐待意識について」
(2016年度)
星ゆきほ「子ども食堂の広がりについて〜創設者へのインタビュー調査から」
廣田周「地区社協における「課題発見・解決志向型」への転換とその実在例」
吉澤直紀「地方創生はなぜうまくいかないのか」
林真央「LGBTコミュニティの解放運動〜被差別部落の解放運動との比較を通して〜」
長石潤「BOPビジネスの開発としての可能性−ケイパビリティアプローチによる検討−」
(2015年度)
森越晴菜「企業における男性の両立支援−育児休業制度−」
矢嶋薫「現代日本における納税について考える〜納税者教育の可能性〜」
髙橋遼平「存廃両例の比較から見たコミュニティバス導入過程の検証」
秋山広茲「これからの「生活支援サービス」の在り方について−営利企業の可能性を考える−」
髙橋真歩「東日本大震災被災地の自治体の復興計画の比較検証」
菊地駿介「人口減少社会におけるニュータウンの持続可能な開発〜ユーカリが丘ニュータウンを参考に〜」
大畠愛実「福祉施設の労働者の労働意欲は視覚的デザインによって高まるのか」
佐久間陽一「子どもの貧困と教育格差」
鄭我榮「介護職における感情労働と職場づくり」
(2014年度)
山田紗弓「福祉労働における感情労働と援助関係の相互性について」
髙橋咲紀「母子家庭支援を考える−「母親の生きがい」という視点から」
金子侑里香「若者とコミュニケーション能力」
鶯巣大介「「複数人世帯の孤立死」問題から考える社会的孤立への対策」
和泉恵理香「外国人参政権をめぐる課題と今後の方策」
土屋たかし「公営住宅における地域福祉推進について」
小林研介「社会福祉協議会中心の災害ボランティアセンターによる災害ボランティア活動の課題」
緒方茜「住民参加型事業の制度と住民の実態について」
橋本秀人「サポーター活動と生きがい〜浦和レッズサポーターを事例として〜」
(2013年度)
三浦佳子「コミュニティソーシャルワークにおけるスーパービジョンについて」