Social Welfare Reform

今日はアメリカの福祉会をすっかり様変わりさせたSocial Welfare Reformに関して書いてみます。SWRの詳しいことは勝手に調べてもらうとして、このクリントン前大統領が施行したSWRとは基本的には、アメリカ的な資本主義を中心としたマーケット優先の国づくりの反映といえるんじゃないかな。ようは、レーガノミックス よって、作られた市場優先主義。「経済さえうまくまわって、大企業がアメリカ市場を牽引してくれるなら一般市民はその恩恵を受けれますよ!」っていうやつ で、そののりで、「福祉的支援を必要とする人たちは、そんなものに頼ってたら健康的ではないし、経済発展のお荷物だから、就業トレーニングでも受けて市場 に協力しましょうね。」と始まった。
構造的には、それまでのAFDCからTANFに変わったわけだけど、この影響が、ここに来てちょっとづつ出始めるのではと言われています。と言うのも、TANFは州によって5年間の受給制限があったりして、各州で実際に施行されてから5年経った今、ぼろが出始めるではという巷の噂。UC Berkeleyの教授もサンフランシスコの中国人コミュニティーにおけるTANFの影響に関してリサーチなどしているようです。
僕の働くForest Hills Community HouseAdult Education Program は、移民に英語を教えているわけだけれども、これはまさに就業トレーニングの一環として見られていて、本来ならTANFのお金をがんがんもらえるはずなの だが、いまだにNY州はこのお金をどのようにして使うことで、国の定めた規定に沿えるか困惑しているようで、プログラムに対して、不合理な要求を課してい る。たとえば、数ヶ月英語を学んだ生徒は就職しなくてはいけなくて、その生徒は数ヵ月後にはさらにいい賃金を得なくてはいけないと言ったようなもの。それ 以前にニューヨ?ク市で移民が英語を話す仕事に就くこと自体が困難だし、また仮に職に就いても英語のクラスにのんきに毎日通う余裕などなくなってしまうの が現状。結局経済成長というベースに頼った福祉政策なだけに、アメリカの経済成長が見込めない、又は日々の生活に反映されてこない場合(貧富の差がますま す広がっているアメリカ社会では、妥当な見解だと思うが)、結局社会的に不利な立場にある人間は福祉に頼らざるを得ない。
まぁ、福祉供給側から言 わせてもらえれば、SWRは福祉に頼って生きていく層を減らすと言う意味では構造的な改革になったかもしれないが、それが社会全体 の資質となると、よりStressfulFast-paceな生き方を強いられるような国になったと言えるんじゃないかな。大きな木に頼って生きることしかできない国っていうのかな。

CO道

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