All Star Game

久しぶりの投稿です。
今日は、メジャーリーグのオールスターゲームでした。年に一度、一試合だけの夢の球宴は、第80回目を迎え、今年もイチローらが所属するアメリカンリーグの勝利で幕を閉じました(なんでも13年連続らしい!)。
アメリカにすんでいたころはよく近くのバーで試合観戦をしていました。
日本に帰国してからはあまり観戦する機会がなかったんだけど、なんと今年は中継をしていたFOX sportsがインターネットを通して観戦できるようなプログラムを提供してくれたので、家で楽しく観戦しました。
試合内容も充実したものだったけど、それ以上にオバマ大統領の始球式に興奮しました。投球フォームはちょっとぎこちなかったけど、何とも人間らしい気持のいい大統領だなぁと思ったね。MLBのホームページでは大統領が試合前にロッカールームを訪ねて選手と交流している姿が映っているけど、選手たちと友人のように接する大統領の姿が印象的でした(選手の方がやや委縮していたかな、特にイチロー)。
さて、何でオバマ大統領が始球式に登場したかというと、今年のオールスターから野球のオールスターだけでなく、コミュニティのオールスターも祝福するという趣旨になったからです。
オバマ大統領になってからコミュニティで活躍する人たちを支援するためのプログラムUnited We Serveが設立され、そのサイトServe.govが開設されました。このサイトの目的は地域で活動するオーガナイザーやボランティア、起業家たちを支援することです。100年に一度の不況といわれている今日、かつてコミュニティ・オーガナイザーだったオバマ大統領ならではの取り組みだと思います。
世の中が不況になると野球などのスポーツや文化活動に対してお金を使うことや、世の中に存在する貧困を無視して派手な祭典をおこなうことに対して社会的な批判が上がることが少なくありません。でも、オールスターゲームを中止することで、失業問題や不況は解消されるのだろうか。不況だからといって国民的イベントを自粛することが、国民から歓迎されるだろうか。理にかなっていないとわかっていても、世論を気にして不況の時に大きなイベントを自制するという傾向があるように思います。もちろん、スポンサーがつきにくいということもあるしね。(日本プロ野球のオールスターも来年以降はスポンサーが決まっていないらしいし。)
しかしオバマ大統領は、このUnited We Serveがオールスターゲームと協力する形をとり、むしろ大々的にイベントを盛り上げ、さらに全米各地の活躍するオーガナイザーやボランティア、起業家たち30人を「私たちのなかのオールスター」として紹介しました。彼(女)らを球場に招待し、試合が始まる前にオールスター選手たちと共に紹介し、祝福しました。
いやぁ、なんていうのかねぇ、この発想の豊かさ。
改めてアメリカっていい国だなぁと感じることができました。ああいう気風をつくりだすことが何よりも必要。
コミュニティ・オーガナイザーとしての経験をもつオバマさんが大統領になることでアメリカはどのように変わるのかと思っていたけど、これからがますます楽しみだね。
コミュニティ・オーガナイザーが国のリーダーになることは、そう悪くないかもね。

CO道

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